◇競馬場の特徴 〜東京編〜
競馬場の中でも主要4場の1つである東京競馬場。
その主要4場とは、東京・中山・京都・阪神のことですが
東京競馬場はこの中で1番広く、
全10場ある中央競馬場の中でも2番目に大きいんです!
(ちなみに1番大きい競馬場は新潟競馬場です!)
東京競馬場の特徴で真っ先に浮かぶのは
『長い直線』ではないでしょうか。
こういったコースの特徴を他の競馬場と比較しながら
ご紹介できればと思います!
■これぞ東京競馬場!特徴①《直線の長さ》
上記でも述べたように東京競馬場のコースは
直線がとっても長いです。
初めて東京競馬場に行ったのが
その直線の長さに驚いたのを覚えています。
他の競馬場と比較してみるとその差は歴然です。
東京【芝直線】 約525m 【ダート直線】 約500m
中山【芝直線】 約310m 【ダート直線】 約300m
京都【芝直線】 約400m 【ダート直線】 約330m
阪神【芝直線】 約470m 【ダート直線】 約350m
(※芝コース全て外回りでの比較になります。)
■これぞ東京競馬場!特徴②《2つの上り坂》
東京競馬場のコースの流れとしては、
- 1コーナーから向正面中間にかけて高低差約2mの長い下り坂
- 3コーナーの手前に高低差約1.5mの1つ目の上り坂
- 坂を登り切ると平坦部分から下り勾配
- 4コーナー手前から再び上り勾配
- 最後の直線で残り480m地点から260m地点にかけて2つ目の上り坂
といった感じになるのですが、
坂の高低差が5.3mもある中山競馬場と比較すると
勾配は中山競馬場ほどは強くありませんが
下ったり上ったりと平坦な部分が少ないため
大変タフなコースといえると思います。
■これぞ東京競馬場!特徴③《広さを活かした様々な対策》
冒頭でご紹介しましたが、その広さを有効活用した対策を
紹介したいと思います!
☆アクシデントを少なく!
東京競馬場のコースのカーブ半径は広めにゆったりと
つくられています。
そのため競走馬がコーナーでごちゃついてしまい、
落馬などのアクシデントが起こる可能性が低くなっています。
☆馬場の傷みを最小限に!
競走馬がいつも走っているコースですが、
いくつものレースを走っていると当然馬場が傷んできて
傷んだ箇所は走りづらくなってしまいます。
東京競馬場のコースの幅員は最大41mあることを活かし、
A~Dのコースに分け、使い分けることによって
芝の傷みが少なくなるようにしています。
いかがだったでしょうか。
ビックレースが行われている場所です。
タフなコースでありながら広さを活かし馬目線の対策をすることで
世間からは、『ビックレースの舞台に相応しいコース』
と高い評判を得ているそうです。
まだ行ったことない方は是非一度、
東京競馬場に足を運んでみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
皆様の競馬人生がより良いものになりますように。